社員が訪問販売にひっかかった事件【過去の実話】

 

とある月曜日・・・
朝、会社に着いた社長から電話があり、
社員が私と連絡をとりたがっているという。

時刻は9時10分。

携帯をみると、多数のメールに埋もれて、
朝の6時にメールが入っていた。
「出来るだけ早く連絡をとりたい」というお願いメール。

( ;`_´) なんのために社員全員が同じ寮にいると思っているんだ!!!!

困ったことがあるなら、電話してでも、部屋に来てでも、
いつでも来い!って思いました。
当然、そんなに大切な急ぐ話だとは思っていなかったが、
(来たわけでも、電話があったわけでもなかったから)

社員の一人から「聞きたいことがある」と連絡をうけ、
聞いてみたら二日前の土曜日に訪問販売で布団を
買ってしまって困っているとのこと。

ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛ ははは・・・・。50万円くらいの
布団のローンをくんでしまって、この二日間悩みまくっていたらしい。

週末の二日間は、強引にセッティングして置いて行かれた布団を
みながら寝ることも出来なかったとのこと。

私の心の中「あーあー。( ;`_ ゜)仕事にならんほど動揺して、
しかもかなり怖かったらしいし、私も怖いが動いてみるか!」

私「そのときの書類やいきさつは?商品は?」

社員「寮の僕の机の上のノートパソコンの上に
書類すべておいてあります。商品もすべて部屋にあります。」

私「なら、今日一日、君の部屋は私が
自由に出入りしてもかまわないか?」

社員「ぜんぜん大丈夫です。よろしくおねがいします。」

私「とりあえず動いてみるから、私が出て行くからには
安心して仕事に集中しなさいね。
大丈夫やから。」←根拠のない強気でもないと安心しないと思って・・・。

さて、部屋に行くと、総額67万2千円(布団一式という明細で)
そういう契約書がおいてありましたが、何より私をびっくり
させたのは、同じ金額のローンの契約書がいちどに
数社かわされていたこと。

しかも社員はすべて一式でその金額だと思っていたみたいです。
あきらかに他社のローン契約書に何通も銀行口座や
印鑑押しているのに・・・。( ;`_ ゜)  ・・・・・・・・

確かに、「ローン会社の審査が通らない可能性があるから」と
いう理由で何社かの契約を書かせる業者もあると聞きます。

だけど本人になんの説明もなく、数人で一気に書かせて、
現在があるのは、おかしいと思いました。

置いていった商品の善し悪しは分かりませんからその事に
ついては、あえてこの場で報告はしません。

ただ、手取り10万円台の新入社員が買えるものではありません。

さて、その社員の部屋で、まずは深呼吸をした私。

色々考えましたが身内のフリをして電話することにしました。

もちろん、クーリングオフは、本人が前提の法律と言うことも
知っています。ただ、今回だけは、かなり怖い思いもしたんだから、
なんとかならないかと私が連絡を。

「本人がどうのこうの言ってくるだろうなあ」とは、
もちろん予想していましたが。
クーリングオフの定形通りに書面ですませるのは、
本人が生活出来ない日々が続くと言うことなので、
とにかく解決を急ぎました。

10時過ぎ

相手の販売会社に電話して、
商品をキャンセルしたいと告げる。

そして大至急、本人から撤収していった布団一式を
返却してほしいということも。

相手の会社は「担当者じゃないとわからない。
営業は別のところにいて、連絡がとれない。」などといい・・・。

何度も連絡を取るが、要領を得ず、、、。

昼前、返品担当者という人から電話があり、、、予想通りに、
「本人がどうたら、担当者と本人で話をさせてくれたら」
さんざんウダウダと・・・。

私「クーリングオフ出来ないということなんですか?
書面が必要なら、本人に書かせますし、話し合いなんて
必要ないでしょう?それとも本人と話をしないと受け付け
ないということですか?文書のあるなしに関わらず?」

「いえ!ちゃんとさせていただきますんでー・・・・。」

私「分かりました。なら本人に担当者へ電話はさせます。
一言本人の意志を伝えるだけでいいんですね?」

「まあ、はい、その・・・。」

そして昼、仕事の昼休みの社員に電話をさせましたが、
社長に横にいてもらい、カバーしてもらいました。

予想通りに、電話は長引き、、社長の横で社員は
だんだんふるえてきて・・・・。

何を言われても「返品しますので、クーリングオフの
手続きをとります。返品時は、代理人に任せてありますので、
自分の部屋に取りに行ってくれ」と言え、、と言っておいたので、
そういうだけで必死だったみたいで・・・。

ほどほど長くなった電話を社長がうばいとり、
「本人の意志は伝わったんでしょう?まだ何か?」
ということで、強引に電話を切ったらしい。
(=∩_∩=)//ないすっ。社長♪
そのために横にいてもらったんだけれどね。

後ほど本人が帰宅してから聞きただしたら、
「返品は受け付けるというてるんやから、あんたが契約者なんやから、
本人であるあんたがいる時に行く。受けるというてるんやから、
代理人に頼む必要ないやろ!あんたが夜に帰宅したときにいく
さかいに、何時に行ったらええんや」という内容を何回も何回も、
チンピラ口調で言われたとのこと。

そうとうびびっていたらしい。
ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛ ははは・・・。
そのくらいは、経験せなあかんやろうね。
自分がやってしまったことだから。

さて、電話を切られた担当者は、
ふたたび私に電話をかけてきた。

「お金も払っていない状況で、商品の所有権だけうちに
ことわりもなく移動されるのは違法なんですよー」などと、
もっともらしいことをいう。適当に話を合わせる

私。「へー、じゃあ本人の部屋にいて私が渡すだけで今、
所有権は勝手に私にうつった事になるんですか?}
相手がいうには、そうらしい。
(そんな馬鹿な!ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛ )

さらに続ける。「委任状がない」「返品する布団の確認は、
本人しか受けられない。トラブルがあってもこまる」と・・・。

まあ、もっともらしい事をいうが、

私「私が返品された元々あった布団に関しては、全責任を
もって受け取りますので、万一何かあっても何も言わせませんし
、第一、違う布団を持ってくるようなずさんな管理を、
お宅はしているんですか?

私がこれでいいと思ったらそれでいいんです。
返品に関しては、本人の部屋に取りに来て、家族が渡すだけで
いるはずがないし、返品時の交渉のすべては私が聞くので、
問題ないでしょう」とこちらもゆずらない。

ε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛

「本日中に話が成立しなければ、警察に行きますからね」

という話も出したりしたが、それでいきなり、態度を変えると
販売店が非を認める形になってしまうので、それからもさらに
長々といろんな話をしたあと、やっと折れてきた。

「上司に相談してまた連絡します。」←このとき15時過ぎ・・・。

そして30分後、
一日、部屋にいるので、本人の部屋のピンポンがいきなり、、、・・・・。
そーっとみたら、下に変なのが何人も来ている。

インターホンを取る「はーい」

「話し合いにきました。」

「なんの話し合いですか?」

「わかってるやろーーーー!!」

「それなら、担当さんと話ししていますから、
あなた方と話しをする気はありません。お帰り下さい。」

そんなこんなのやりとりが15分程度続き・・・・。

電話がなる。

「直接話してもらったほうがいいと思いましてー」

( ;`_ ゜)  ←一日仕事出来ていないので、ストレスがピークに・・・。

インターホンから相手に私の声が聞こえる状況にして、
携帯電話もオンのまま、部屋の電話から110番するふり・・・・。

ピポパ・・・ぷちっと電話を切って。

「もしもし、今、脅迫されています。クーリングオフを申し出たら
やくざみたいな人が数人来て、
部屋からでられません。助けて下さい。」

住所を伝えるふりをして・・・・ 「はい。・・・・・・・はい。」と
言ってから電話を切ると、携帯電話は切れていて、
下の人間も消えていた。

さらに10分後私の電話が鳴る。

「工場の者ですが、返品に今から
うかがいたいんですがー♪
書類も頭金もすべてお持ち致しますので、
安心してください。私一人で返品に行ってるので、
ご連絡が遅れましてー・・・。」

( ;`_´) ←嘘つきと思いながらも、対応する。

私「ああ、そうですか。でももうすぐ警察が来るんで、
今来たら逮捕されちゃうんちゃいます?」

「ええΣ( ̄□ ̄;)なんでですかー???
うちの会社は快く、最初から返品に受け付けると
いうてるじゃないですか?ほんとですよ。
なら、私が来てもまだちゃんとしてくれへんかったら、
喜んで逮捕されますんで、
警察を呼んでください。お願いしますよー」

今までしゃべってた人と違うのもあり、布団も全部
持ってくる約束で、警察は私から電話しておくと約束。

(最初から警察に電話してないんだから・・・。あれですけれどね)

そして16時前後だったと思う。

確かに、返品の商品をすべて引き取り、本人から撤収した
布団も置いて、頭金も、書類のすべても私に渡し、
私「契約した本人が一番悪いですよねー。

ご迷惑おかけしました。」というと、「いえいえ、色んな
お客さんがいらっしゃいますから」と、
立ち去っていきました。この間2分程度。

あわてて帰って行きました。

(。・▽・。) ホッ ←私だって怖かったんだい!解決してホッとしました。

ただ、その夜に「まさか別の社員にも」と心配になり、
問いただしたら泣きそうな顔をして、、、。

( ;`_´)  ・・・・・・・・ ふぅ・・・。明日もかい!

そしてまた火曜日も色んな事があって、なんとか終わって。

私は月曜・火曜と仕事が出来ず、
夕方には返品の約束の時間も決まり、
最後の返品を取りに来て、
すべて終わったのは火曜日の夜の九時!

ただ、二人目のふとんは、どんなところに保管していたのか、
異臭を放ち、カビだらけで・・・。

とうてい、もう使える状況ではなかったが、
そのまま来た人間にはなんにも言わずに帰って貰いました。

このとき、二人は、私の部屋で緊急ミーティングの最中で、
待たしていました。

夕方、ネットにつないでいろんな資料を抜粋して、
調べ上げ、社員に「緊急ミーティングをするから、
帰宅したらすぐに来てね」と私の部屋に呼びつけ。

さすがに二人そろってそんなことになった事で、
怖い思いのさめやらぬ今しか、
今後のための教育をするタイミングはないと判断し、
ご飯をピザのデリバリーで適当に食べてから、
さっさと片づけ19時半から23時までかかって、
いろんなことでの防御方法や、対処法、そして
何より

これからは今よりもっともっと治安の悪い時代がくること、そして

「自分で守るしかない」こと。訪問販売をはじめ、

「初対面の人間を信じるな」ということ。

「美味しい話は1パーセントもないんだ」ということ。

「いきなり笑顔でなれなれしい初対面の人間を相手にするな」
ということなど、、、延々と話して・・・・。

さすがに世の中にこんなにあふれるほどの犯罪があって、
本当に自分の身近にも危険があることを実感したらしく、、
今までにないほど、真剣にきいてました。何度も思い出させ、
一つでも言えないと、「死ぬ気で聞け!伝える方も大変なんや!
二人が大事やからいうんや!」と怒鳴りつけ・・・。

くったくたになって、、帰って行きました。

そして私も二日間寝てない。

あーε=ε=ε=ε=┏(; ̄▽ ̄)┛ 疲れたなあと思いながら、
私は車を駐車場に取ってきて、二人目の社員に車から
電話を入れ・・・。(時刻は23時半)

「布団買いにいくどーーー!!早くおりて来い」と・・・。

ドンキホーテに行って、本人に布団を買わせて、
足らずは立て替えて、一緒に部屋に戻り、カビだらけの異臭の
布団をすてて新しい物を最低限、寝られるように一緒に
セッティングしてから帰宅しました。

なんだかんだでその社員の自宅を出たのが1時前!

私が部屋に帰宅して寝たのが明け方でした。

コミュニケーション不足で、ちゃんと人間関係を作れない
会社にはしたくないんです。私は。

お互いに助け合って、一生つきあうつもりで採用した大事な
仲間としてこれからも、お互いに手を取り合って
生きていきたいと思います。

私が助けられることだって出ると思います。そう、、、思います。

だから「助けられてうれしいとか、安心するだけじゃだめなんです」

成人してからは、すべてに責任が伴うこと、そして責任をとる
ことで人生がむちゃくちゃになることも、分かって貰いやすい
いい機会だったと思ってがんばりました。

いつも首をつっこんで、自ら危ない目に遭って助けられるほど
強い人間ではないんですよ。私も。

私もものすごくこわかった。

一連のやりとりが、今後似たような業者の被害者に
ならないためにも、参考にしてほしくてまとめておきます。

もちろん、しかるべき、措置はとってあります。

皆さんも気をつけて下さいね。

長々と読んで頂き、ありがとうございました。

その後、マーキングに気をつけて下さいとメッセージをいただき、
探してみたらそれらしいものを見つけました。
社員が帰宅後、見せてから一緒に消そうと思います。
本当にアドバイスありがとうございました。

皆さんの参考になれればと、写真掲載いたします。

2019年6月13日 | カテゴリー : 社員との出来事 | 投稿者 : 有限会社 ファースト 広報担当者

今年最後の給与袋に入れる物

当社は末締めの翌月10日ばらいなので、12/10が
今年最後の給与の支給日となります。

来年も働こうという社員のやる気を起こすような
給与袋を作りたい・・・。

普段は明細だけの袋も、12月だけはこだわりたいのです。

・給与明細
・所得税の還付金のお知らせ
・源泉徴収票
・還付金(現金)

ここまでは普通ですよね。さて、何を入れようかな。

毎年何か入れてあげたいな

・社長からのねぎらいの手紙(手書き)

あとは、、、

おもいつかない。(。→∀←。) あっははは。

お守りっていっても、、年があけちゃうわけだし。

やっぱり「来年も会社を一緒に支えて下さい」
みたいな社長からの手紙だけで良いかな。

と、、さんざん悩んでこの結果にになりました。

2007年11月29日 | カテゴリー : 専務の独り言 | 投稿者 : 有限会社 ファースト 広報担当者